身体を動かすには2種類の‟燃料”があります。
一つは「糖質」、もう一つは「脂肪」です。
「糖質」は筋肉と肝臓に「グリコーゲン」として蓄えられます。
「グリコーゲン」は、必要な時にすぐに「ブドウ糖」になり、脳へのエネルギー供給などにすぐに使うことができますが、貯蔵量が限られます。
「糖質」→「グリコーゲン」として蓄えた残りは全て「脂肪」になります。
脳への栄養や、瞬発力を必要とする運動、20分未満のランニングなどでは基本的に「糖質」が使用されます。
エネルギーとしてすぐに使えるというメリットがありますが、簡単な運動では「脂肪」が全く燃焼されないということです。
つまり、燃やされているのは糖質で、脂肪ではないのです。
「痩せたい!」と思えば、脂肪を燃やすために糖質制限で「糖質」の不足状況をつくるか、20分以上の運動が必要になります。